2009年2月2日月曜日

中央アフリカ: コンゴから国境越え


写真:
中央アフリカとの国境のコンゴ側最後の町Zongo郊外。さすがに4輪車も通れる道になったが、もちろん未舗装。砂塵を巻き上げるトラックを追い越すのが大変。砂で全身真っ赤になる。

コンゴ川支流のウバンギ川をカヌー(ピローグ)で渡り中央アフリカに入る。出国スタンプを押してもらうために寄ったコンゴサイドのイミグレーションはもぬけの殻だった。ビルの陰に回ってみると私服の男たちがたむろ。彼らが入管職員だった。「ちょっと待て」という彼らに、「対岸で友達がまっているから」とウソをついて急いで対応してもらう。イミグレには固定電話がない。携帯電話で、中央アフリカのイミグレに電話する。「貴国のビザを持つ日本人一名が貴国入国を希望しているが、受け入れ可能か。」待たされているうちに書類を書き、「手数料」を要求される。制服の警察官が迎えにきて、船まで案内される。船との交渉はバイクのIssaがやってくれたのでぼったくりはないと思うが、案内人に1500(3D), 船頭に2000(4D)。ピローグは2人漕ぎ、一人勝手に乗ってきた男が「何かくれ」とずっと言っている。話してみるといいやつで、中央アフリカでコンゴフランを両替してくれるところはないとか(本当です。コンゴフランはコンゴでCFAに両替していく必要あり)、バンギの情報をいろいろ話してくれた。20分後バンギサイドに到着。船を下りて土手を登ると、中ア側のイミグレの人が私を迎えた。女性2人組なので、「手数料」の要求はないだろうと思ったが、その考えは甘かった。

前回訪問時2003年には、バンギが首都というには余りに小さいと思ったが、舗装道路が1000km以上なかったコンゴから入ったら印象が180度違う。5F建てくらいの高いビル、舗装道路、レストランがある。。。コンゴの道をバイクでやってきたため、埃と砂で、顔は勿論、ズボンも上着も帽子もシャツの後ろまで真っ赤っかの私、「都会」のバンギで恥ずかしい思いをする。

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